GOOGLEアナリティクス活用の小枝
自社のWEBサイトのSEO対策のために、グーグル・アナリティクスを利用している会社はかなり増えてきました。
最低限、これさえ活用していれば、一般的な企業では事足りるのではないかと考えます。無料ですが、かなり使えるツールです。
ただし、その中の機能としてよく使わている「オーガニック検索キーワード」のチェック。(オーガニック検索とは、自然な普通の検索という意味です)
どんなキーワード検索で、あなたの会社のサイトに訪問してきたかが分かるので、これを知ることでいろいろな対策が立てやすくなります。
しかし、その結果が一覧で表示される際に、「有機バナナ」「オーガニックバナナ」「ばなな」「バナナで無農薬」などが、ばらばらに表示されてしまいます。
そうすると、せっかくバナナに対して有効な訪問があるにもかかわらず、ほかのキーワードに紛れてしまい、その重要性に気づかないままという可能性が出てきてしまいます。
もちろん、全件きちっと目を通せばよいのですが、それもかなり負担がかかります。
そこで当社がクライアントのサイト分析の際にやっていることは、まずその検索キーワードのデータをエクセルにエクスポートします。
そのデータをエクセルで開き、
次に、SUMIFS という関数を使って、同じキーワードを含む検索結果を集計します。(たとえば、バナナ、ばななを含む全件)
また、どの会社でも、知りたいキーワードはほぼ固定的だと思いますので、他の「リンゴ」とか「みかん」でも同様の式を作り、ひとつのシートにまとめておきます。
そこ(対象参照範囲)に毎月の検索結果を貼り付ければ、簡単に知りたい結果を集計することができます。
(このSUMIFS関数の使い方はネットなどで検索すれば、丁寧な解説がいろいろ出てきますのでそちらをご参照ください)
なんということはないひと手間ですが、一度作っておけば済むことですし、ぜひ、あなたの会社でも使いやすいようにデータを加工して、有効な対策を講じて頂ければと思います。