女性営業の活用

縁あってこの度、埼玉県のウーマノミクス事業の一環として、製造業様における女性の能力を活かすという視点での個別企業様の営業コンサルティングを受託致しました。

常々、その必要性を感じておりましたので、当社の考え方について少し紹介させて頂ければと思います。

売れない時代にこそ。女性ならではの能力を活かした営業強化へ

差別化が困難、モノ余り、過当競争、宣伝広告に反応なし・・・

このような市場環境においては、従来の売り込み型の営業スタイルではお客様の関心を惹きつけることは出来ません。

そうではなく、お客様の情動を重視し、あたかも湖面に静かに拡がる波紋のように、お客様との共鳴、共感を呼ぶ「波及型の営業スタイル」こそが求められます。

そしてそれは、”女性的な営業スタイル”とも言えます。だからこそ、そうした今の時代に相応しい営業スタイルを構築するには、女性の感性を活かすことが必要なのです。

女性を単なる後方支援、事務作業員程度にしか考えておらず、その能力を活かせていないとすれば、それは非常に勿体ない状態であると言わざるを得ません。意外と思われるかもしれませんが、とりわけ、新規顧客開拓において、彼女たちの感性を活かさない手はありません。

※ただし。女性的=受動的なのではありません。

能動的に、主導性を確保しつつも、押し付け、売り込み型ではない営業スタイルをいかに実現するか。

この違いをきちんと理解し、実現できるようになると、これまでにないような営業成果を上げることができるようになります。

実際に、そうした工夫をすることでDMの反応率が一桁あがります。

あるいは実績がない零細企業が一部上場企業との直接取引を実現できたり、資金ゼロからスタートしたイベントを最終的には安倍首相の祝辞も頂き大成功させたり・・・私のまわりでは当たり前のように、このような従来発想からは起こり得ないような事例があります。(もちろんそれに私も直接関わっています)

むしろ中小製造業において、これまで男社会でやってきたという会社にこそ、ここで申し上げたような女性視点が必要であり、それが突破口を開く端緒となり得るのではないかと考えています。