中小企業がホームページを内製化すべき理由(1)

あなたの会社のホームページ(WEBサイト)は、だれが作り、だれが運営しているでしょうか?

大企業でも業者任せというところが少なくないようです。

経営者が関心を示し、エネルギーを注いでいない会社もすくなくないようです。

しかし今や、ホームページは極めて重要な「営業窓口」です。

毎月最大の新規引合い案件を生み出しているのがホームページだという中小製造業も少なくありません。

しかも大手企業からの直接問い合わせが、その中に含まれています。

海外の有力企業からの問合せもあります。

その企業の年商規模には関係ありません。これはもしかすると、互いにメーカーであり、技術で評価するという傾向があるのかもしれませんが、だからこそ、中小製造業においてはホームページを最大限に活用しない手はないのです。

ホームページはもはや「会社案内代わり」ではありません。

今や、最大の新規獲得窓口として機能していなければならないのです。

さて、それほど重要なホームページをあなたの会社ではどのように扱われていますか?

言うまでもなく、ホームページを会社として精魂込めて、日々新しい情報を発信していかねばなりません。それをやるためには、

ホームページは自社で運営すべき

というのが、このコラムでの提案です。

貴社のモノづくりのコアのノウハウは他社任せですか?

それと同じことです。

もちろん最初のデザイン設計はプロに任せても良いかもしれません。

なにもお金をケチるために内製化を薦めているわけではありません。

大事なことは、日々の更新作業は自社で行なうことにあります。

これが営業的な観点で見た場合の必須条件です。

自社で行うべき変更点とは、

・テキスト(文書)の更新

だけでなく、できれば、

・新しいページを自由に増やせる

・写真などのデータも貼り付けられる

・レイアウトの変更も自由にできる

・タグを書き換えられる(=検索キーワードを変更できる)

などの加工まで、できることが望まれます。

つまり、日常的なメンテナンスはすべて自社で行うことが望まれます。

その日常的なメンテナンスに外部にかなりの費用を支払っている企業も少なくありませんが、それを基本的に内製化するということです。

そして私が理想として示す状態は、経営会議や、営業会議の場で、

「この商品は、こういうニーズがあるかもしれない」

などの新しい発見があった際に、担当者が、

「では、この商品の紹介文を、このように書き換えましょう!」と

その場ですぐにホームページを書き換えてしまえること。

このスピードが大事なのです。

外部の業者に依頼していると変更が反映されるまでに、すぐに一週間とか時間が経ってしまいます。

実際に私のクライアントでは、遅くとも翌日には変更をかけ、次の会議では、

「変更したキーワードでの顧客の反応はどうか?」

と確認することができます。

では具体的にどのようなホームページの設計が必要なのか。

私たちにはホームページの内製化を進めるためのノウハウがあります。

しかも、自社でSEO対策することで十分に成果をあげて頂いております。

これも製造業だからこそできることがあります。

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