BIツールの営業的活用事例
【BI(ビジネスインテリジェント)ツールについて】
BIツールとは、簡単に言うと、データ分析のために、エクセルでは面倒であったり、難しいことを、
専門知識なしでも出来てしまうツールです。
とりわけ、大量のデータ処理、異なるデータ間の相関性などを見たい時などに役に立ちます。
各社からいろいろなBIツールが出ていますが、当社ではマイクロソフト社の POWER BI を使用しています。
このソフトはマイクロソフト社のサイトから無料でダウンロードできます。
【BIツールで、たとえばどんなことができるのか】
これは、ある企業での、ある製品売上の年間推移です。下段のグラフは顧客別の売上高です。これらのグラフは、「顧客名」で関連付けられいます。

この状態において、下段のグラフの、ある特定顧客部分(ここでは下段グラフの左端)をクリックします。
すると以下のように表示が変化します。

顧客別売上グラフの左端が濃い緑となり、上段のグラフも連動して、「その顧客が占める売上」の部分が濃くなりました。
たとえば、これを見ると、「この製品売上の、7月、8月に占める、この顧客の割合がかなり高い」ことが分かりますので、
営業としては、この時期にしっかりと売上が確保できるような動きをしなければなりません。
続いて、下のように、今度は上段のグラフ(ある製品の売上)の特定の月(ここでは9月)をクリックすると、
今度は瞬時に下段のグラフが連動し、「9月に、どの顧客でどれくらい売れているか」を示してくれます。

このように、二つの要素の関係性を知りたい場合に、瞬時に、しかも視覚的に把握できるので、とても重宝します。
色々と考えながらシミュレーションしたい場合には、特に有効ではないでしょうか。
ちなみに裏でかなり大量のデータを動かしているのですが、ほぼ瞬時に処理してくれています。
これらはエクセルを駆使すれば出来ないことはないのですが、BIツールは、
・大量のデータでも処理速度が速い。
(エクセルの場合、基本的には数式を一行ごとに入れて計算するのでデータ量が増えると処理に時間がかかってしまうが、そのストレスがない。)
・計算式を組まずに、直観的に処理ができる。
・グラフを作るのが簡単。視覚化しやすい。
・インタラクティブな操作ができる。
等のメリットがあります。
BIツールは使い始めるには、最初理解するのにそれなりに時間がかかるかもしれません。(と言っても、簡単な部類だと思います)
しかしそこさえ乗り越えれば、このようにして実務的にいろいろな使い方ができる便利なツールと言えます。
エクセルで不便を感じていることがあるのであれば、利用価値があるのではないでしょうか。
もちろん当社では、このツールをこのようにしてデータ分析にも使いますし、必要に応じてクライアントへの導入のお手伝いもしています。
ただしあくまでも、必須ではなくて、必要であれば、と言うスタンスです。単なる”お遊び”になるくらいなら、使わないほうがマシですから。