ところで江戸時代に「曜日」というものは、あったのでしょうか?

庶民の生活の中には、月曜日とか、日曜日といったものは出てきません。

土用の丑も、「土曜」ではありませんし(笑)。

・・・どうやら曜日が使われだしたのは明治以降のようです。

つまり日本人の生活には、そもそも曜日というのはなかったようです。

それがいつの間にか、一週間単位で動くことが当たり前となり、日曜日は休日。

いつしか土曜日までも休日に。

さらには働き過ぎと言われ、祭日を無理やりにでも増やしてきました。

「働かないで済めばそのほうが良い」という西洋的な労働観が悪いと言っているつもりはありません。

しかし、古来日本人の労働観はもっと違うものであったと思われます。

もしかするとこれは農耕民族的発想なのかもしれませんね。

さておき実際に現代の経営者も、休みの日も完全にスイッチをオフにすることはありません。

遊んでいても常に仕事との結びつきを意識しています。

でもこれはワーカホリックなのではありません。

一言でいえば、

仕事と思うな、人生と思え。

ということでしょうか。

さておき、曜日の件は身近な例としてお話ししたわけですが、このように私たちには、自分も気づかないうちにさまざまなものを身にまとってしまっています。

社会の慣例、業界の常識、会社の常識・・・それらが今本当に通用するものなのかどうか、できるだけまっさらな視点で捉え直してみる。

そのような思考訓練を日ごろからしていくことが、新しい可能性を生む出す芽になるのだと考えます。何が自分本来の姿であるのか。

そこに気づき、そこに立ち戻ることができてこそ、本当の意味での強さを発揮できるのだと考えます。

もちろんそれはあなたの会社でも同じなのではないでしょうか。