営業マンを採用する際に、いかにその能力を見極めるかというのは、まさに永遠の課題と言っても過言ではありません。

一般的なやり方としては、面接を何度か行い、過去の経験や実績、セルフスターターとしての能力をチェックしつつ、筆記試験などを行い総合的に判断することになると思います。


私はそれらに加えて、

1)交流分析におけるエゴグラム(性格傾向)の把握

2)フェルミ推定の問題を出して、問題解決能力や思考能力、論理力を判断する

といったことをお勧めしていますが、


さらには、

3)語彙量のチェック

も重要ではないかと考えています。

語彙量が多いということは、それだけ深い思考や他人と深いコミュニケーションが取れる可能性があるということであり、それを把握するためにはNTTコミュニケーション科学基礎研究所が開発した語彙量を推定するテストが利用できるかもしれません。

テストは以下のリンクにて無料で実施できます。時間もかかりません。

http://www.kecl.ntt.co.jp/icl/lirg/resources/goito...

上記のホームページによれば、

「この語彙数推定テストは, NTTコミュニケーション科学基礎研究所が, 単語親密度NTTデータベースシリーズ「日本語の語彙特性」第1巻・単語親密度 [天野,近藤 (1999) 三省堂])を利用して開発したテストです(特許第3331286号)。

このテストは、新明解国語辞典第四版(三省堂)を基準にしています。よって、ここで推定される語彙数は、あなたが新明解国語辞典第四版(三省堂)の見出し語を何語を知っているかを意味します。」

とのこと。

また、おおよその目安として、宮島達夫他 編『図説日本語 : グラフで見ることばの姿』(角川書店, 1982)から次の指標をあげています。
小学生レベル: 5千~2万語
中学生レベル: 2万~4万語
高校生レベル: 4万~4万5千語
大学生レベル: 4万5千~5万語


とりわけ中小製造業の営業マンには顧客との間で、相手の求めているものを具体的に形にしていったり、単に相手の言いなりにならずに上手にやりとりするといった、高度なコミュニケーション能力が求められるのであり、上記のように、採用する側も常に、採用のあり方というものを研究していく必要があると考えます。

もちろん、語彙量のチェックは面接などの補完的な位置付けでの使用であるべきですが、ご興味があれば是非試してみてください。